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イスラム教徒の乗客がキリスト教徒の乗客をテロリストによる襲撃から守った!

      2016/08/06

対テロリストの戦い

2015年12月21日、ケニアのマンデラ県北部(ソマリアとの国境地域)で、ソマリアに拠点を置くテログループ「アル・シャバブ」が、キリスト教徒とイスラム教徒が乗車しているバスを待ち伏せし、襲撃した。しかし、搭乗していたイスラム教徒の乗客たちが、団結してキリスト教徒の乗客たちを攻撃から守った。

乗客たちが団結して盾になり、キリスト教徒たちを守った

バスには12名のキリスト教徒が乗っており、イスラム教徒の乗客たちは直ちに彼らを匿うため、スカーフをキリスト教徒の女性に手渡すなど、彼らがイスラム教徒に変装できるよう手助けをした。

テロリストたちはバスから全員降りるよう指示し、イスラム教徒とキリスト教徒を選り分け、2014年の事件と同様にキリスト教徒たちを殺害しようと企てた。

しかし、「イスラム教徒の乗客たちはキリスト教徒を選り分けることを拒絶し、”ここを去るか、さもなくば全員を殺せ”、と言い放ちました。何名かのイスラム教徒たちが負傷を負ったのは、この時キリスト教徒たちを守ったためです。」と、マンデラ県のアリ・ロバ知事は報告している。

2014年にも同様の事件が発生。今回は被害が最小限で留められた

同様の事件は2014年にも同じくケニアで発生し、その際は28名の尊い命が失われた。しかし今回は、最初の銃撃で2名の命が失われたものの、その後イスラム教徒の乗客たちが一致団結して襲撃者からキリスト教徒を守り、被害の拡大を防いだ。

目撃者の情報によると、「私達を殺すというなら、殺せ。ここにはキリスト教徒はいない。」イスラム教徒の乗客の一人は、そうテロリストたちに言い放った。

乗客たちが一致団結して抵抗したことにより時間を稼ぐことができ、やがて現場に近づいてきたトラックを警察だと勘違いしたテロリストたちは退散した。

アリ・ロバ知事は、「地元住民たちが愛国心と、(宗教に関係なく)みんな仲間だという意識を示してくれました。」と、勇敢な行動を称えた。

引用記事:Muslims ‘shielded Christians from Shabaab’

Top image photo credit: United Nations Photo via Visualhunt.com / CC BY-NC-ND

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