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アメリカの公共駐車場が、「罰金を食べ物で払う」プログラムを開始!

   

罰金を缶詰で払う

アメリカはケンタッキー州、レキシントン公共駐車場局が、全国的にも有名な、罰金の代わりに缶詰食品を寄付する「罰金を食べ物で」プログラムを実施する(2015年11月16日~2015年12月18日)。

駐車違反が、飢えに苦しむ人々を助けることになる

同プログラムは昨年に続いて2度目の実施で、缶詰食品を10個持参した違反者は、同局及びレキシントン警察が発行した駐車違反切符よる罰金を15ドル割り引かれる(多くの罰金がちょうど15ドル)。さらに高額な違反切符に対しては、さらに多くの缶詰が求められるようだ。複数の違反切符に対しては、それぞれの切符に対して10個の缶詰を持ち込むすることができ、支払期限を超過している切符にも適用される。

「昨年は合計6,200個の缶詰が、600枚以上の違反切符(14,000ドル相当)に対して持ち込まれました。対象となる違反切符の種類を広げることで、今季はこの数字をさらに上回ることを期待しています。」と、公共駐車場局の局長であるGary Means氏は語る。

缶詰は慈善団体に寄付され、飢えに苦しむ人々に供給される

同局が受け取った缶詰は、慈善団体「God’s Pantry Food Bank」に寄付される。フルーツ、野菜、タンパク質系の食品、常温保存可能な牛乳、ピーナッツバターなどの缶詰が求められているようだ。

「一年の終わりに差し掛かるこの時期は、多くの市民たちが地元になにかを還元したいと考えており、公共駐車場局のように斬新な発想で私達のフードバンクに寄与してくれ、飢餓問題の解決を促進してくれる団体は、大変素晴らしいものです。寄付された缶詰食品は、私達が運営するレキシントンの4つの食糧貯蔵庫に保管され、一年を通じてファイエット郡の飢餓に苦しむ人々に供給されます。1枚の違反切符が、2回分の食事を提供できることを意味します。」と、God’s Pantry Food Bank の Marian Guinn代表は語る。

普段は気が重くなってしまう罰金の支払いだが、明るい活動に変換されることで、警察や違反者たちも、なんだか楽しい気分になるのではないか。困っている人たちを助けられる、素晴らしいプログラムだ。

引用記事:Lexington Parking Authority (LPA) Will Conduct “Food for Fines” Holiday Program

Top photo credit: Charleston’s TheDigitel, CC; Salvation Army USA West, CC

 - 社会と人権